趣味や楽しみはありますか?
私の趣味は、絵を描くことです。休日や暇なときには、いつも絵を描いて過ごしています。たまに友人や家族に描いた絵を見せると、「上手だね」といって褒めてくれるのです。
絵を描いて過ごす時間は、精神的に穏やかな気持ちになります。少し嫌なことがあっても、趣味や好きなことをするだけで気持ちが軽くなるので、とても不思議です。また、自分の好きなことや得意なことに関して褒められると、嬉しくなってきますよね。
認知症の人にとっても、趣味や楽しみを持つことは大切なことです。趣味や楽しみがあることで、人生に潤いを与え、それが生きがいへと結びついていきます。
認知症ケアには、このように趣味や楽しみを活かしたケアが多く存在します。ここでは、趣味や楽しみを活かした認知症予防のアクティビティ・ケアについて書いていきたいと思います。
認知症によるアクティビティ・ケアとは?
まず、認知症によるアクティビティ・ケアについて説明します。
認知症ケアには、どのようなものがあるかご存知ですか?認知症ケアで有名なケアとして挙げられるのは、アクティビティ・ケアです。
アクティビティとは、日本語に訳すと活動・活気といった意味になります。このアクティビティという単語は、社会の至るところで使用されています。使われる業界や領域によってアクティビティの意味はそれぞれ異なってくるみたいです。
認知症によるアクティビティ・ケアは、様々な活動を通して、活き活きとした日常生活を取り戻すケアのことだそうです。アクティビティ・ケアには、ゲームや趣味、音楽など多彩なジャンルが揃っています。
アクティビティ・ケアの活動
アクティビティ・ケアの活動には、以下のようなものがあります。
- <運動>レクレーション・散歩・体操・ボーリングなど
- <音楽>カラオケ・演奏・鑑賞・など
- <趣味>園芸・生け花・茶道・料理など
- <手芸>折り紙・編み物・刺繍など
- <ゲーム>囲碁・将棋・オセロ・トランプなど
認知症によるアクティビティ・ケアは、心も体も健康的にしてくれます。自然と体を動かすのは、脳の活性化にも繋がっていきます。自分に合った活動を行い、楽しみや喜びを見つけ出すことで人生に面白味が出てくるはずです。
アクティビティ・ケアは認知症の予防にも役立つ
認知症によるアクティビティ・ケアは、認知症の予防にもなると言われています。認知症予防には、日々の生活習慣を改善するという方法があります。バランスの取れた食事や睡眠なども認知症を防ぐには必要不可欠です。
しかし、適度な運動と脳の活性化も予防法には大切なことだと言われています。
認知症によるアクティビティ・ケアには、手足を動かしたり、脳を働かせたりと認知症予防に必要な活動がたくさんあります。
また、ゲームや趣味と共に行い、楽しみながら予防に励むことが出来るので気軽に取り組みやすいです。気持ち良く認知症の予防が出来るのは、嬉しいと思いませんか?日常生活の中に自分の好きなことを取り入れて、体と脳を刺激してみましょう。
各アクティビティ・ケアの紹介はこちらです。
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