認知症予防の一つとしてよく挙げられているのが、日記をつけることです。雑誌やテレビの認知症予防で、日記を書くことが大切だと聞きます。なぜ、日記をつけることが重要なのでしょうか?
日記を書いて思い出す癖をつける
日記には、今日の出来事や嬉しかったこと・悲しかったことを書いていきます。そうすることで、思い出すという行為が働くのです。思い出す能力はとても大切で、脳を活発に動かすという重要な役割を担っています。
しかし、その思い出す能力も、年を重ねると共に衰えてしまいます。そこで、日記をつけて記憶を引き出す練習が必要なのです。もし、その日の出来事を忘れてしまっても、日記として記録して後から読み直せば記憶が蘇りやすくなりますね。
日記は記憶を思い出す能力を養うのに、とても有効的な方法です。記憶を引き出す癖がつくように、毎日日記をつけるようにしましょう。
数日前の出来事を書いてみる
今日の出来事を記録として日記につけるのは大切なことです。しかし、もっと脳を活性化させるには数日前のことを日記に書くと良いそうです。
過去の出来事を思い出して日記をつけると、より脳が活発になると言われています。それでは、どのぐらい遡った日記を書けば良いのでしょうか?
一般的に言われているのは、2日から3日前の出来事を日記につけると良いそうです。
最初は、2日から3日前の出来事をあまり思い出せないかもしれません。少しずつでも思い出す能力を養って慣れていきましょう。
文字を書く大切さ
文字を書くことも脳の老化を遅らせる方法です。
老化が進むと、字を間違えたり、忘れやすくなります。字の物忘れを防ぐためにも、普段から文字を書く癖をつけておく必要があるのです。日記のような毎日習慣づけられるものなら、思い出す癖もつきやすくなるかと思います。
また、自分で考えた文章を実際に紙に書くのは、脳に多くの刺激を与えます。そのため、出来事を思い出しながら自分の言葉で書ける日記は、認知症の進行を遅らせるのにとても効果的だと言えます。
さらに、文字を書くのは手先の運動にもなります。手先を動きは脳と繋がっているため、頭の働きをより良くさせるそうです。積極的に手先を使って、脳を活発にさせましょう。
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