海藻には血圧を下げる働きがあり、認知症予防に役立つと言われています。なぜ、血圧を下げることが認知症予防に繋がるのでしょうか?
海藻含まれるアルギン酸
認知症になりやすい原因の一つとして、高血圧が挙げられます。血圧が上がることで、脳の血管や血が固まりやすくなり、認知症を引き起こしてしまうそうなのです。
血圧は年を重ねるにつれて上がりやすいと言われています。祖母も高血圧で血圧の薬を飲んでいます。高齢者にとって、認知症を進行させる高血圧はできるだけ避けておきたいものですよね。
血圧を下げる働きのある海藻には、アルギン酸という成分が含まれています。アルギン酸は海藻の特徴である“ぬめり”に含まれています。
このアルギン酸は、主に血圧を下げる働きがあると言われています。
海藻には食物繊維がたっぷり
海藻には、食物繊維がたっぷりと含まれています。食物繊維は血液の流れをよくしたり、コレステロールを低下させる作用があるそうです。
また、食物繊維が豊富な食べ物には噛み応えのある物が多いので、噛む回数が多くなります。よく噛むことで、脳に刺激を与え、活性化に繋がると言われています。
このことから、海藻は認知症予防にとても良い栄養素がたっぷりと含まれていることが分かりますね。
美容にも効果的
美容にも海草は効果的だそうです。
海藻に含まれているビタミンや食物繊維は、内側から肌を美しく保ちます。海藻は肌だけでなく髪をみずみずしくさせる効果もあります。海藻のヨウ素とミネラルが髪に栄養を与えるためです。
海藻の種類
海藻には様々な種類があります。海藻は、褐藻類・紅藻類・緑藻類の3つに分かれるそうです。
- 褐藻類の海藻
昆布類、ひじき、わかめ等 - 紅藻類の海藻
浅草のり、かえでのり、ふのり等 - 緑藻類の海藻
青のり、石蓴、ハネモ
これだけ種類があると、食事のレパートリーも増えるので、取り入れやすいですね。自分の好みに合った海藻の食べ方を見つけて、認知症の進行を防ぎましょう。
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