胡麻は認知症予防に役立つ食べ物だと言われています。なぜ胡麻が認知症予防に効果があるのでしょうか?
胡麻に含まれるトリプトファン、ビタミンE、ビタミンB
胡麻には、ビタミンEやビタミンBなどの様々な成分が豊富に含まれています。中でも、トリプトファンは神経伝達物質などの原料になる物質で、脳を活性化させる働きがあるそうです。また、コレステロールや血圧を下げる作用も持っているため、認知症を予防する効果があると考えられています。
黒胡麻に含まれるセサミン
胡麻の中でも、黒胡麻は抗酸化作用のある物質を多く含んでいます。例えば、黒胡麻には、セサミンと呼ばれる認知症予防に効果的な働きを持つ物質が入っています。
セサミンとは、抗酸化作用を持つ成分のことで、老化を防ぐと言われています。そのため、体内にある活性酸素という人体に悪い影響を与える物質を抑え、体を健康にしてくれるのです。活性酸素は老化の原因の一つでもあり、認知症だけでなくガンなどの病気を引き起こしています。
認知症を促進しやすい活性酸素を減らすためにも、黒胡麻は効果的な食べ物だと言えますね。
また、黒胡麻には、セサミンの他にアントシアニンやセサモリンといった抗酸化物質が多くあります。黒胡麻を食べて、体の中をキレイに保ちたいものですね。
※認知症予防に良いからといっても、特定の食材を食べ続けると、食生活が偏ってしまいます。また、偏った食生活は、脳に悪影響を与えてしまい逆効果となります。栄養のバランスの良い食事をとることが大切です。
スポンサードリンク
公開日:2012/04/09 00:00:14 | 最終更新日:2012/05/17 13:34:24