認知症予防に大豆が効果的だということをご存知でしたか?
大豆に含まれるレシチン
大豆には、レシチンという成分がたくさん含まれています。レシチンとは、簡単にいうと、細胞膜の主成分のことです。細胞に必要な栄養分を吸収したり不要な物を外に出したりする作用を持っています。
また、レシチンには、脳や細胞間の情報伝達物質の原料でもあるので、神経の伝達をスムーズさせる働きもあるのです。
さらに、レシチンに含まれているアセチルコリンという成分は、脳を活発にさせるそうです。例えば、集中力のアップや記憶力の低下を防ぐなど、脳の老化を抑えるなどが挙げられます。物忘れや集中力の低下を感じたら、大豆を思い出してください。
大豆に含まれるイソフラボン
脳を活発にさせるだけが大豆の効果ではありません。大豆は、美容や健康にも良いと言われています。
大豆に含まれているイソフラボンは、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンとよく似た構造です。そのため、ホルモンが活発に働き、肌を美しくさせる役割があります。また、血液をサラサラにして、血圧を下げる効果も持っています。
エストロゲンは、加齢と共に減少してしまいます。エストロゲンの数が減ってしまうと、肩こりや不眠、めまいといった症状が出てくるそうです。さらには、更年期障害や骨粗鬆症、動脈硬化といった病気が起きてしまう場合もあります。
それらを防ぐためにも、大豆のイソフラボンを摂ることは大切なことです。認知症予防と一緒に心も体も健康にしてみましょう。
※認知症予防に良いからといっても、特定の食材を食べ続けると、食生活が偏ってしまいます。また、偏った食生活は、脳に悪影響を与えてしまい逆効果となります。栄養のバランスの良い食事をとることが大切です。
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公開日:2012/04/09 00:00:14 | 最終更新日:2012/05/17 13:34:24