認知症と物忘れの違いをご存知ですか?認知症と物忘れの違いを紹介します。
物忘れがひどいと認知症なの?
「何か言おうとしたんだけれど、内容を忘れちゃった」
「家に鍵をかけてくるのを忘れたわ」
このような物忘れをしたことはありませんか?
物忘れは誰にでもある一般的な経験です。しかし、中には単なる物忘れを認知症として捉えてしまう方がいます。人間は、加齢によって注意力が低下していきます。一時的な物忘れを起こしても、それは注意力が落ちているために発生するものであって認知症とは異なります。
認知症と物忘れの具体的な違いの例
それでは、認知症と物忘れの具体的な違いは一体何でしょうか?ご飯の例を取り上げると、こうなります。
物忘れの場合→「ご飯は食べたけど、どんなメニューだったかは覚えていない」
認知症の場合→「ご飯を食べたこと自体覚えていない」
物忘れはメニューは覚えていないけれど、ご飯を食べたという出来事はしっかりと覚えています。しかし、認知症はご飯を食べたという出来事自体を完全に忘れてしまっています。
このように、認知症はさっきまでの出来事の一部だけでなく完全に忘れてしまうのです。少し違いが分かりにくいときは、認知症は忘れることで日常生活に支障が出てきてしまうということが特徴的であると覚えておいてください。
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公開日:2011/11/04 01:26:32 | 最終更新日:2012/03/27 04:11:46