認知症の人は自分の失敗やミスが多くなると、意欲の低下が見られやすいです。
意欲低下は、不眠やストレスなど身体的にも精神的にも苦痛を与えてしまいます。そのため、意欲低下への対応には認知症の人のやる気を起こさせるような工夫が必要なのです。
例を挙げると、色々な活動に参加させたり、外に出掛けるように働きかけるといったことです。また、ガーデニングや折り紙など、身近に出来るものでも構いません。
大切なのは、その人が出来ることを探して、自信を取り戻してあげることです。「自分にも出来ることがある」ということを分かってもらうことで、心理的な問題を軽減させ、本人の意欲向上に繋がると思います。
公開日:2011/11/21 00:00:05 | 最終更新日:2012/03/27 04:02:48